人手不足でも「ワークライフバランス」を形にする——現場を止めずに「健康経営優良法人」を取得する4つの工夫
『健康経営優良法人』の認定は、求職者が企業を選ぶ際の重要な判断材料として注目されています。
「健康経営を進めたい。けれど認定基準にはワークライフバランスも含まれる。慢性的な人手不足の現場で、制度だけ作っても実態が伴わない……」——このような声を、健康経営優良法人の認定取得を検討している事業者様から聞くことが増えてきました。
「人手不足で忙しい」⇒「健康経営優良法人が認定されない」⇒「求職者に選ばれない」⇒「人手不足が解消されない」・・・まさに悪循環ですね。
健康経営は、生産性向上・離職防止・採用力強化につながる経営課題であり、認定は対外的な信頼にも直結します。今回は、ワークライフバランスでつまずかずに、認定取得へ前進するための実務ポイントを4つに整理します。
1. まず「働き方」を数値で見える化する
人手不足の会社ほど、現場の頑張りに依存してしまい、課題が見えないままになっています。最初にやるべきは、「制度を立案」することではなく現状業務を可視化することです。
可視化すべき項目
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月ごとの残業時間の分布(部署別・繁忙期別)
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有休取得率、取得の偏り(特定の人に集中していないか)
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急な欠勤・休職の発生状況とカバー方法
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仕事が「属人化」している業務の棚卸し
ポイントは、一度社内で、上記に関して数値化して社内で合意することです。数字が揃うと、努力が足りない!等の「精神論」ではなく、具体的な対策に繋げる議論ができます。
2. いきなり理想を追求しない——やることを減らしてみる
ワークライフバランス施策というと、制度を増やす発想になりがちです。しかし現場が逼迫しているほど、まず必要なのは業務の削減と平準化です。
業務削減のアプローチ
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「やらない仕事」を決める(会議・報告・二重入力・慣習業務)
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繁忙が集中する工程を、前倒し・後ろ倒しできないか考えてみる
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「毎回繰り返す・考えなおす・探す」業務を、テンプレート化できないか考えてみる
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受付・入力・集計などを、アウトソーシングやツールで置き換える
ここで効くのは、「制度」よりも業務設計です。働き方改革の神髄は、結局このあたりになってくるのです。
3. 「健康」を「生産性」に置き換えて考えてみる
「社員を休ませること」をゴールにするのではなく、「集中力を高めてミスを減らすこと」をゴールに据えてみましょう。
例えば、短時間の休憩の推奨や、睡眠の質を高めるための啓蒙などは、大きな設備投資なしで今日から始められます。
従業員の活力が上がれば、同じ人数でも生産性は向上します。この「攻めの健康経営」の視点が、忙しい現場の理解を得る鍵となります。
4. 「認定」が通る会社は「記録」が整っている
認定取得では、取り組みそのものに加えて、実施体制・要件チェック・申請書類が揃っているかが重要になります。
つまり「やっています」と言うだけでなく、「この形で回っています」と示せる状態が必要です。
整えるべき記録と体制
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体制(担当者・役割分担)が明確になっているか
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実施記録(実施日、対象、結果、改善策)がデータ化されているか
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社内周知が証拠として残っているか
この最後の詰めが弱いと、せっかく取り組んでいても評価につながりません。しっかりとした記録を揃えて、認定取得に向かいましょう。
現場を止めずに認定取得へ。NOCグループの健康経営支援
NOCグループでは、健康経営優良法人の認定取得に向けて、申請書類の作成、要件チェック、実施体制の整備までを一気通貫で支援し、スムーズな取得に向けて支援します。
認定は、求職者が企業を選ぶ際の判断材料にもなりつつあり、社内の健康管理体制の充実と対外的な信頼獲得を同時に狙えます。
「制度を作る」ではなく、現場が回る形にして、証拠を揃えて、申請書に落とし込む。まずは無料相談で、御社の状況に合わせた進め方を一緒に整理しましょう。
NOCでは、健康経営優良法人の認定取得支援を、実務レベルでサポートしています。
「認定取得を目指したいが何から始めればいいか分からない」
「人手不足の中でも実現可能な方法を知りたい」
といった段階でも構いません。
まずは、御社の現状と課題をお聞かせください。
最適なプランをご提案いたします。
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